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開善寺 (北九州市) : ウィキペディア日本語版
開善寺 (北九州市)[かいぜんじ]

開善寺(かいぜんじ)は、福岡県北九州市小倉南区湯川にある臨済宗妙心寺派寺院である。山号は畳秀山。開基(創立者)は小笠原貞宗開山(初代住職)は清拙正澄と伝えられる。杉田久女句碑が存在する。
== 歴史 ==

* 1335年建武2年) - 小笠原貞宗信濃に開創し、翌年清拙正澄が勧請開山したと伝えられている。
* 1632年寛永9年) - 小笠原氏の小倉への転封に伴い小倉城下馬借町に同名の開善寺を開創する。
* 享保年間 - 住職の大宙が享保飢饉の供養のため宝筐印塔を建立する。
* 1744年延享元年) - 住職の大宙が藩命により小倉藩領内の享保飢饉による過去帳を完成させる〔高野伸治『近世大名の農政展開と社会差別 -小笠原小倉藩を素材に-』2007年、「比較社会文化 : 九州大学大学院比較社会文化学府紀要」所収、P33〕。
* 1832年天保3年) - 享保飢饉百回忌の供養が行われる〔関根達人『』(弘前大学リポジトリ)、2007年、2010-11-11閲覧。〕。
* 1866年慶応2年)- 第二次長州戦争肥前唐津藩小笠原長行本営を置いた。
* 1961年昭和36年)- 小倉市馬借町(現在の小倉北区馬借1丁目)から現在の地所に移転する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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